将棋のルール

将棋の魅力

将棋の魅力は多くあります。

 

まず第一に、幅広い人が楽しめる競技であることです。
子どもと高齢者でも、対等な立場で勝負を楽しめるため、異なった世代でも楽しめる競技だと言えます。
実力差がある人でも、駒をいくつか減った状態で勝負する「駒落ち」という勝負方法があります。
また、「本将棋」の他に「はさみ将棋」や「崩し将棋」といった楽しみ方があります。これはルールが簡単で、初心者でも楽しめます。

 

最近では、子どもや初心者の普及のために、駒の数や種類を減らした「動物将棋」というゲームも見られます。
これは、駒に動物の絵が描かれてあり、「王将」と「角」と「飛車」と「歩」だけで対戦するというものです。
駒の動き方が書かれてあり、かわいい絵もあるためか子どもにも人気となっています。
このように、初心者から上級者まで楽しめる競技です。

 

2番目の魅力として、知的スポーツということです。
自分だけでなく、相手がどのように駒を動かすのかも考えないと、自分が負けてしまいます。また、駒の数も限られてくるため、効率よく駒を使わないといけません。
このように、様々な制約がる中で戦うので、考えないといけません。脳に刺激が行き、快感になっていきます。
また、剣道や柔道に共通する特徴として、「礼に始まり、礼に終わる」のが将棋の特徴です。負けて悔しい時でも、「負けました」と言わなければなりません。忍耐力がつくことでも魅力の一つだと思います。

 

3番目の特徴として、気軽にできる競技ということです。
囲碁の場合、将棋の盤よりも大きく、石も多く必要であるため道具が必ず必要です。一方、将棋は81枡の盤と40個の駒だけで良いので、揃えやすいといえます。
マグネット式の安いものも販売されていたり、手作りもしやすいのが将棋の特徴と言えます。

 

私は、子どもの頃から将棋を勉強していますが、一番の魅力は、大会でのわくわくする気持ちだと思います。
大会では時間制限もあるため、決断しないといけないのです。
勝つか負けるか分からない緊張感の中で、勝った時はとても気持ちよく感じます。