将棋のルール

居飛車党と振り飛車党

将棋の作戦で、大まかに分けて二つあります。それは、序盤で飛車を動かすか、動かさないかの違いです。
居飛車を好んで指す人を『居飛車党』、振り飛車を好んで指す人を『振り飛車党』と呼びます。

居飛車vs居飛車

 

上は『相ががり』という戦法の序盤です。 序盤からお互いに飛車先の歩を付き合い、歩の交換をする作戦です。

 

お互い飛車を動かさずに、指しているので、『相居飛車』とよばれます。

振り飛車vs居飛車

 

上は『四間飛車対居飛車』の序盤戦です。先手は右から四番目の所に飛車を移動しているので
四間飛車と呼びます。飛車を移動させてあとは、王様を右側に移動させ、『美濃囲い』にするのが一般的な指し方です。
王様も堅く、初心者にも人気の指し方です。

振り飛車vs振り飛車

 

上は『相振り飛車』の序盤戦です。お互いに飛車を振っているので『相振り戦』といいます。
近年、定跡が整備されてきましたが、昔はあまり指されませんでした。